炎症性腸疾患(IBD)と低亜鉛血症

Seminar
第54回日本消化器免疫学会総会ブランチセミナー
大阪大学大学院医学系研究科
消化器内科学 教授
竹原 徹郎 先生

2017年3月に酢酸亜鉛水和物製剤ノベルジン R錠の低亜鉛血症への効能追加が承認され、 低亜鉛血症に対する関心が高まっている。亜鉛は様々な酵素の機能発現に重要で、その 不足は味覚障害など多彩な症状として現れる。亜鉛はまた消化管炎症の制御にも深く関与していることがわかってきた。今回、亜鉛と消化管炎症に関する研究を展開されている 内藤裕二先生が、低亜鉛血症の概要、亜鉛と消化管炎症との関わりなどについて講演された。