炎症性腸疾患(IBD)と低亜鉛血症

Seminar
第54回日本消化器免疫学会総会ブランチセミナー
京都府立医科大学大学院医学研究科
消化器内科学 准教授
内藤 裕二 先生

2017年3月に酢酸亜鉛水和物製剤ノベルジンⓇ錠の低亜鉛血症への効能追加が承認され、低亜鉛血症に対する関心が高まっている。亜鉛は様々な酵素の機能発現に重要で、その不足は味覚障害など多彩な症状として現れる。亜鉛はまた消化管炎症の制御にも深く関与していることがわかってきた。今回、亜鉛と消化管炎症に関する研究を展開されている内藤裕二先生が、低亜鉛血症の概要、亜鉛と消化管炎症との関わりなどについて講演された。

Seminar
第104回日本消化器病学会ランチョンセミナー30
Think, Zinc~IBD診療における亜鉛を考える
藤田保健衛生大学
消化器内科 講師
長坂 光夫 先生

炎症性腸疾患(IBD)は遺伝的要因と食生活などの環境的要因が複合的に作用して消化管内免疫系 が障害される難治性の慢性腸炎です。その代表的 疾患は潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)で、患者数は、今日では 20 万人を超えています。この急増要因および病態については多角的な検討が 行われており、食事あるいは栄養素との関連についての研究が進められています。

Discussion
炎症性腸疾患における亜鉛の関与を読み解く
座長:
東京慈恵会医科大学 消化器・肝臓内科 主任教授 猿田 雅之 先生

コメンテーター:
東京山手メディカルセンター 副院長 炎症性腸疾患センター長 髙添 正和 先生
京都府立医科大学 消化器内科 教授 内藤 裕二 先生
帝京平成大学 健康メディカル学部健康栄養学科 教授 児玉 浩子 先生

本邦においても近年、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)患者が増加しており、その病態に微量元素である亜鉛が深く関与していることも国内外で報告されています。本座談会では、IBD治療のエキスパートである猿田先生、高添先生、内藤先生ならびに2016年に「亜鉛欠乏症の診療指針」(2018年に改訂)を作成された児玉先生から、IBDの病態や治療における亜鉛の位置づけや今後の展望についてご討議いただきました。

低亜鉛血症の医療関係者向けサイト 低亜鉛.jp
アクセスいただきありがとうございます。

注意事項

このサイトは、弊社医療用医薬品を適正にご使用いただくため、医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、看護師など)を対象に情報を提供しています。一般の方および国外の医療関係者に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

あなたは医療関係者ですか?

はいいいえ